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 11月の読書記録。

11月の読書記録。by「読書メーター

11月も9冊。だいたい3日に1冊ってとこかと思いきや、通勤電車でも読むことは読むんだけど、週末のうち1日引きこもって2~3冊読んでることのほうが多かったり。寒く、なってきたからね…。

ミュンヘンの最近読んだ本 ミュンヘンさんの読書メーター

11月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2856ページ

使命と魂のリミット使命と魂のリミット
一気に読み終わった。読者をぐいぐい引き込む力はさすが。しかし「根っからの悪人はいない」性善説万歳的な終わり方が物足りない。アリマ自動車のえらいさんは、手術中のことを知らないし、反省もしないだろう。この人自体が自社の車の欠陥で輸血の血液が運ばれないとかそういう皮肉があったら逆に面白かったかもと思った自分はひねくれてるな。あといくら主人公の父と西園が怨恨から離れた関係だったとしても、主人公の母はいろんな所でデリカシーなさすぎ。「乗り越えるべき壁」とか他人事みたいに言ってる場合じゃないだろ。
読了日:11月25日 著者:東野 圭吾

元死刑執行官だけが知る監獄の叫び
刑務所の現場の苦労が赤裸々に記されており、死刑容認論者になってしまう本。安全な所からの死刑反対論は結構だが、無法者の集団を取りまとめ規律を課す側にとっては笑止としか思えないだろうと深く納得。獄内の人間については知能の低さや各種障害を持つ人物も多いことは事実。いろいろな意味で、「犯罪を犯す人間に道理が通ると思うのか?」と現場から問いかけられた気になる。山本譲司の『獄窓記』もあわせて読みたい。
読了日:11月22日 著者:藤田 公彦

教科書には載っていない!戦前の日本教科書には載っていない!戦前の日本
知っているものも知らないものもあったけど、いろいろな角度から戦前の日本を語っていて面白かった。小泉純一郎の祖父は全身刺青で「いれずみの又さん」って言われてたというのは知らなくてびっくりした。「夜の蝶」の由来とか(エプロンのリボン)「白系ロシア人」の「白系」の意味とか(1917年ロシア戦争の赤軍と白軍の負けたほう)アジア人の留学生が一杯いたとか…。高校受験の熾烈さは今の比じゃないしサラリーマンはエリートだし。華族は即席で作られたってのも面白かったな。
読了日:11月14日 著者:武田 知弘

エンブリオエンブリオ
先に続編「インターセックス」を読んでしまっていたので「いつ岸川は○×するんだろう…」と別の意味でドキドキした(笑) 脳みそをすりつぶして移植とか怖すぎるけど本当にやってるのかな。素晴らしい病院を作りたいという理念は立派なのに手段を選ばないとこんなことになるのかと暗澹たる気持ちになる一方で、女性の美への追及と少しばかりの欲がその女性を死へ招くのはなかなかに皮肉だと思った。
読了日:11月12日 著者:帚木 蓬生

わたしが生きた「昭和」わたしが生きた「昭和」
満州に一家で渡り、少しだけ良い思いをしたこと、そしてそのあとに体験した引き揚げの苦労と飢え…。身近にいた文盲の女性の話なども興味深いが、五・一五事件を間近で見た著者の言葉が重い。「テロの効果は、狙われた人間の生命が奪われることだけにあるのではない。事件を知って、おそれから人びとの自主規制がはじまる。言うべきことを言わなくなる。そこにこそテロ本来の目的がある」
読了日:11月10日 著者:澤地 久枝

「R25」のつくりかた (日経プレミアシリーズ)「R25」のつくりかた (日経プレミアシリーズ)
R25だけがなぜ成功したのか…「新聞読んでない」自分を恥じる、表面上は政治に無関心を装い、しかし芯は意外と真面目、だが失敗したくない、他人に侮られたくない「センシティブ」それがM1。彼らに読んでもらうため決して上から目線に立たず、固い話題も噛み砕いてわかりやすくコラムにする。電車で読めるように表紙もグラビアはなし、電車で読みながら帰宅することを考えオンの話題→オフの話題と台割を作る。ひたすら感心した。
読了日:11月09日 著者:藤井 大輔

沖で待つ (文春文庫)沖で待つ (文春文庫)
「勤労感謝の日」は働いている人に「あなたが働いていてくれたおかげで私の助けになりました、ありがとう」と感謝する日だったんだなぁとしみじみした。「沖で待つ」は自分の会社同期を思い出してまたしみじみ。苦労をともにした戦友というのは時がたっても貴重なものだなと。
読了日:11月08日 著者:絲山 秋子

ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)ヒトラーの防具〈上〉 (新潮文庫)
再読。…戦前のドイツは今の日本に近い姿ではないか?と思えてしまう。「精神病患者を養うのに一日4マルクかかる、家族一人当たりの収入が公務員で一日4マルク、全ドイツには三十万人の精神病患者。どれだけの家族が彼らのために犠牲になっているか?」←こんな論旨、某掲示板で見るよな…。主人公の兄はこう答える。「数字は間違いないだろう、しかしそれらは互いに入れ替えられないものなんだ。心臓と肝臓は同じ内容だがとりかえはきかない、心臓をなくして肝臓を二つにしたら、もうその身体はおしまいなんだ」今こそ肝に銘じたい。
読了日:11月08日 著者:帚木 蓬生

江戸東京《奇想》徘徊記 (朝日文庫 (た44-1))江戸東京《奇想》徘徊記 (朝日文庫 (た44-1))
以前買った頃はそんなに東京に詳しくなかったので実感がわかなかったんだけど、上京して15年ぐらい経った今だとさすがにいろいろ土地勘が出てきて面白い。ただ切ないのはこの本が出てからもさらに随分経っている訳で、「東京弁が聞ける下町」とされる北千住のあたりなんかもうまったく別の街になってる。池袋の戦後の真っ暗感なんかはすでに別世界の感はあるが、かつてあった世界を想像するのもまた楽しい。
読了日:11月01日 著者:種村 季弘




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