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 ハイデリヒで自由研究

ハイデの幻影を追ってたらこんなところにたどり着いてしまったよ・夏休みの自由研究日記的な。飛行機編です。


歴史のなかの中島飛行機
4年経ってもハイデ萌え~とかいいながらこんな本を紹介しても、いったい何がどうハイデにつながるんだかほとんど誰にも理解されないだろうと思いますが。(しかしJ乃様にこの本をお見せしたら一発で意図を見抜いてくださった…さすがロケット師範)
実はこの本、というかこの「中島飛行機」という会社は、日本のロケットの父、糸川英男氏がロケット開発を始める前に勤めておられた会社です。この本がまた、中島飛行機という会社のなりたちから、日本が軍国化するにともなって発展し、戦後に解体されるまでを紹介しながらも、第一次世界大戦後の何もなかった日本で「飛行機」づくりがどのようにして始めらたのか、量産化するまでにどれほどの苦労があったかが非常によくわかる、優れたつくりの本となっております。
もともとは海外から部品を全て輸入していたのを発端に、国内での部品生産を悲願にしながらも、エンジンの部品一つ作るのにどれだけ苦労したか。「日本製品が優れている」なんて海外に認められたのはつい最近のことで、戦後もしばらくは「安かろう悪かろう」は日本製品の代名詞だったわけで、そんな時代に苦労して飛行機を作ろうとした人々に頭が下がります。とともに、ドイツの第一次世界大戦後、何もない時代にロケットを作ろうと悪戦苦闘していたドイツの金髪碧眼17歳のことが頭をよぎるわけですよ。シャンバラ脳としては!

日本で初めて飛行機に乗った徳川大尉とアンリ・ファルマン型飛行機、とかねえ。憧れますねえ。
中島飛行機製の「寿」という飛行機に搭載された星型9気筒エンジンとか…星型エンジンってなんじゃいと思うじゃないですか。思いませんか。



気がつけばわたくし、所沢航空発祥記念館に来ておりました。

おおお…入り口にいきなり、アンリ・ファルマン機の実物大模型が!!
Henri.jpg
こんな帆布と木のソリみたいな飛行機で徳川大尉は空を飛んだわけです。

そしてこれが、驚きの星型9気筒エンジン!マジ星型だよ星型! これはアメリカ製です。1930年代と書かれてますね。ちなみにwikiに載ってる星型エンジンの動く様子がぬるぬるして気持ち悪いですw
hoshi-1.jpg

hoshi-2.jpg

あとここには、恐るべきものがありました。中島飛行機で作られた、九一式戦闘機の「実物」です。模型とかじゃない、当時の機体。ホンモノです。wikiにも写真があります。凄いんですよ。軽くするために尾翼は布です布。はがれかかっているのが近くに行くとわかります。
homare.jpg

そしておまけ。
昭和4年(1929年)に日本の茨城・霞ヶ浦にツェッペリンが来訪したときの新聞コピーです。
z.jpg
「大歓呼に迎えられてZ伯号帝都の空に入る」カッコイイっすねぇ…。中にはこの飛行艇を見るために、何日も前から待っていた人たちもいたそうですよ。

ということで所沢航空発祥記念館は飛行機やエンジンに興味を持っている方なら面白いと思います。
HPにどんな機体、どんなエンジンが置いてあるか載ってますので、ご興味のある方はご覧になってみるとよろしいかと。
ホントは日本初の純国産ジェット機「橘花」のエンジン(ジェットエンジンはロケットエンジンとだいたい同じ原理 詳細は→)(ということはドイツのあの子もこんなの作ってたんじゃねとか妄想炸裂)(以下略)とかも撮ってきたんですが写真にうまく入りきらなかったので断念。ぜひぜひ実物見てきてください。
ちなみにwikipediaの「橘花」の項が素敵。下記に一部を引用してみます。アメリカさんも粋なことをなさいますな。

頭記号の「ネ」とは「燃焼ロケット」の略である。また当時はジェットエンジンのことを「タービンロケット」と呼んでいた。ネ-20は戦後アメリカ軍に接収され、一部がノースロップ工科大学の教材となっていたが、展示のために日本に貸与された際に、当時の設計者が「ネ-20は俺の息子みたいなものだ。息子を返す親がどこにいる」とアメリカへの返還を拒否した。とんでもない横紙破りであったが、ノースロップ工科大学はこれに対し「永久無償貸与」で応え、生まれの地であるIHI(石川島播磨重工業)に現在も展示されている。これとは別にスミソニアン航空宇宙博物館別館にも2基が展示されている。 ――以下wikipediaの「橘花」より引用

そういやこの記念館、鋼的にはファルマンのほかにはヒューズがいましたよっと。
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